犬山城


犬山城は、尾張国と美濃国の境(現愛知県犬山市)にあり、木曽川沿いの高さ約88メートルほどの丘に築かれた平山城である。現在は天守のみが現存し、江戸時代までに建造された「現存天守12城」のひとつである。また天守が国宝指定された5城のうちの一つである(他は姫路城、松本城、彦根城、松江城)。 別名の白帝城は木曽川沿いの丘上にある城の佇まいを長江流域の丘上にある白帝城を詠った李白の詩「早發白帝城」(早に白帝城を発す)にちなんで荻生徂徠が命名したと伝えられる。
前身となる岩倉織田氏の砦を織田信長の叔父・織田信康が改修して築いた城であり、その後、池田恒興や織田勝長が入城、豊臣政権の時に石川貞清(光吉)が改修し現在のような形となった。また、小牧・長久手の戦いや関ヶ原の戦いにおける西軍の重要拠点となった。
江戸時代には尾張藩の付家老の平岩親吉が入城し、成瀬正成以来、成瀬氏9代が明治まで城主として居城とした。現存する天守が建てられた年代については天文期説、慶長期説などがあるが、現在のような姿となったのは成瀬正成が改修した1617年(元和3年)ごろである。2004年(平成16年)3月時点で日本で唯一の個人所有の城であったが、同年4月に財団法人犬山城白帝文庫に移管されている(2013年からは公益財団法人)。2006年(平成18年)4月6日、日本100名城(43番)に選定された。 (出典元『ウィキペディア』)


犬山城鳥瞰図(出典元『余湖くんのホームページ』)



黒門から登城道を登り、本丸へ。登城道は安土城の大手道に似ている。途中に空堀が見える。


天守閣に近接


天守閣に登城。


天守閣からの眺め




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