松本城


松本城は、長野県松本市にある平城で戦国時代の永正年間(1504-1520年)に、信濃守護家小笠原氏(府中小笠原氏)が林城を築城し、その支城の一つとして深志城が築城されたのが始まりといわれている。 戦国時代末期-江戸時代初期に建造された天守は国宝に指定され、城跡は国の史跡に指定されている。松本城と呼ばれる以前は深志城(ふかしじょう)といった。別名烏城とも呼ばれている。天守が国宝指定された5城のうちの一つである。
1590年(天正18年)の豊臣秀吉による小田原征伐の結果、石川数正が入城し、石川数正とその子康長が、天守を始め、城郭・城下町の整備を行う。
南西部に天守を置いた本丸を、北部を欠いた凹型の二ノ丸が囲み、さらにそれを四方から三ノ丸が囲むという、梯郭式に輪郭式を加えた縄張りである。これらは全て水堀により隔てられている。現存12天守の中では唯一の平城。
2006年(平成18年)4月6日、日本100名城(29番)に選定された。(参照出典元『ウィキペディア』)



松本城鳥瞰図(出典元『余湖くんのホームページ』)


埋門に架かる赤橋を渡って本丸へ


本丸内から見た天守群(右より乾小天守、大天守、辰巳附櫓、月見櫓)


乾小天守。隅に石落としが見える。


乾小天守と大天守をつなぐ渡り廊と大手口。


下から見上げた大天守。でかい。


月見櫓。回廊を備えた優美な櫓。文字通り月見をする場所だったらしい。


大天守内に入る。防御の為に窓が少なく非常に暗い。また階段が非常に急角度。


大天守内三階部分。外側からは見えない作りになっている。


大天守内四階部分にある御座所と最上階に祀られる二十六夜神。


大天守内最上階から見た本丸御殿跡と堀。


月見櫓内と朱塗回廊


黒門と桝形。二重の備えになっている。


復元された太鼓門。門部分は石垣だがそれ以外は土塁になっているのに注目。


二の丸跡から見た天守群。堀の水面に映る姿も非常に美しい。




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