トラック旅行記
四回目
期間:2007年9月13日〜17日
1日目:13日
*4回目のチュークです!もう余裕で乗り換えをこなし、待ち合わせ場所に到着。駐車場に降りてみたら、パールはまだなので、自販機でジュース買って、1階にもどる。出てきたオレンジジュースのペットボトルを見てびっくり。めちゃくちゃ汚い。皆さん、コーヒーばかり飲むからオレンジジュースはずっと入りっぱなしでこんなに真っ黒けになっちゃったのか?持つ手も黒くなり、開けたら更に黒くなり、飲むのもあまり気が進まない。飲んだけど…。ちょっと幸先わるっ。
*ほどなくパールが来たので、ぶうぶうペットボトルの悪口を訴えながら出発。途中ガソリンを入れても7時には余裕で駐車場に到着。両替をお願いしたが、事務所がいつもと違うので、そっちに行かないと無理と言われ、諦める。第1ターミナルの北ウィングまで送って貰い、トランクを受け取りに行き、チケットも受け取りに。席はパールとバラバラ。ちえ〜。まあ通路側ならいっか。
*チェックインが済んだので、両替しに行く。しかあし、いつもの両替所は閉まってた。他も数カ所あたったけど、どこも閉まってる。デカデカと6時までだよ〜んと書いてある。困るじゃないかあ〜!せめて飛行機のある時間くらい開けといてくれよぅ。結局両替出来ずにゲートへ向かう。
*途中本屋でお土産の雑誌を買う。オニギリとかも買っておきたかったのにパールがどんどん行っちゃうから買えず…。ぷんぷん!手荷物検査を終え、出国審査に並ぶが長蛇の例。飛行機は満員らしい。DFSでタバコだけ買ってゲートへ向かう。香水買って欲しいけど、液体は乗換時に取り上げられても文句は言えないから帰りでガマン!
*パールは喫煙所に行き缶ハスはマズい機内食を食わなくて済むようにドトールに行くが、ここも長蛇の列。結局何も買えずにゲートへ。んも〜ゲートも搭乗開始で長蛇の列。どこも混んでるんだな!パールがビール飲むというので、ビール飲んで空くのを待つ。
*8時15分くらいになってやっと搭乗口へ。やはり満席。荷物を棚に上げたのはいいけど、後から来た人がトランクなんか押し込んだ。缶ハスの荷物がぐちゃと潰れてもへっちゃら。ひっどいよな〜。
*すんなり離陸したのはいいけど、なぜか機内は真っ暗。本でも読みましょと個人用のライトを点けようとするが、それも点かない。この席だけ壊れてんのか?と思ったけど機内を見渡してもライトの点いてる席は全然ない。つまりは点かないようにしてるわけか。
*10時くらいに電気が点いた!と思ったら食事。うわ、またマズいサラダに戻ってる〜。缶ハスはほとんど食えなかったが隣の女の子は完食してた。えらい、えらい。食事のトレイを回収したらまた真っ暗。やはりライトは点かない。周囲では楽しそうな話し声が飛び交っていたが、缶ハスは暗いとやることなくて、寝るしかなくて、寝ました。ぷん。
2日目:14日
*寝てたら2日目に突入〜!着陸しても機内は暗いまんま。止まって初めて明るくなった。荷物を下ろそうとしたら、やはり荷物はぐちゃとなってた。ヤツのトランクのせいだ、ぷん。ずらずら並んで歩き、審査場へ向かう。結構混んでる。毎回思うけど、乗り継ぎ用のカウンターがあればいいのに…。やっと順番が来る。乗り継ぎですか〜どこまで〜?と聞かれたからチュークです、と答えたら、住んでるの?と質問が返ってきた。んなわけないやろ。思わず笑ったら、何で笑うの?と本当に不思議そうにしていた。へんな審査官だなあ。
*トランジットと書いてある方に行って、チケット貰って、また手荷物検査して、やっとDFS。どこも一緒で写真撮るとこが無い。とりあえず、夜食でも食うかと、フードコートへ。パールはバーガーキングだけど、缶ハスは夜中の1時半過ぎにバーガーは食いにくいのでお茶漬けにする。7ドルもする。たっけ〜。空港だし外国やから仕方ないか。めちゃくちゃ熱いお茶漬けで舌をやけどしちまった。
*成田で両替できなかったので、グアムでトライ。為替が114円台の時にレートが125円?泥棒のような手数料だなあ。皆さん文句も言わず両替していたけど、缶ハスはカードでキャッシングにした。どちらが賢かったかは2ヵ月後にわかるね。
*ラウンジへ行ってフロントでカードを出す。見慣れてないのか、フロントの女の子は入れるカード一覧みたいなファイルを捲りまくりやっと納得して入れてくれた。頼むで、お姉さん。
*今回は無くならないうちにマフィンをたべておく。新聞を読んだりしていたらだんだん寒くなって来たので、DFSを歩いてチュークの人達にお土産を購入。歩いて体を暖め、ラウンジに帰って温かい紅茶で体を暖め、仮眠。
*7時くらいに起きて、半にはゲートへ移動。お昼のおにぎりを買っておく。ばっちりだ。ゲートで待ってる間に何か飲みたくなったけど、ラウンジ出ちゃったので、ガマン、ガマン。8時には搭乗開始になった。缶ハスは相変わらずおねむなので、すぐに寝てしまう。離陸すら知らない。でも入国カードはちゃんと受け取っておき、朝食のジュースも受け取った。果物だけ半分寝ながらも食べた。
*パールはいつも缶ハスよりねぼすけなのに今回はちゃんと起きていて、朝食も完食、ミクロネシアの綺麗な海を窓から堪能したらしい。羨ましい…。缶ハスは毎回見逃してる。パールがあまりにスムーズに税関書類を記入していくから、隣の現地人はパールに聞きながら記入していた。これ見たら、住んでるのと聞かれても仕方ないかって感じだけど。
*10時くらいに無事にチュークにとうちゃあく!いい天気だ。前方の席だったので、すぐ降りれる。U夫人がフェンス越しに手を振ってくれていた。入国もほとんど並んでないので、とてもスムーズに手続きが終了する。
*なのに…いくら待ってもトランクが出てこない。最初はガラガラだった荷物を受け取る場所が次第に日本人だらけになってくる。一体どこに乗ってたんだろ。その人達は極めてスムーズに荷物を受け取って出て行く。せっかく早く手続きしたのに缶ハスたちは抜かされまくり。ぷんぷんだね。ほぼ最後の1個がパールのトランクで、それを受け取って外へ。中は見られなかった。
*K氏とU夫人が迎えに来てくれていて、ホテルまで送迎してくれる。今回のクラッサホテルは初めてなんでレストランの場所も詳しく教えて貰う。親切だな。着いたホテルはなかなか小綺麗でちゃんと予約も入ってる。フロントには無料でコーヒーのサービスがある。おー、いい感じだ。
*フロントの椅子はすべて従業員で埋まってるのが不思議だけど。部屋は2階でエレベーターは無いのでK氏がトランクを部屋まで運んでくれる。部屋はなかなか広くてキッチン付き。ソファもある。キッチンには食器やお鍋も揃ってる。でもタオルはバスタオルしかないし、シンクは卵くさい。バスマットはビックリするくらい汚いしトイレットペーパーのホルダーも無い。テーブルにはテーブルクロスが裏返してかけてあるけど、これまた汚い。でも禁煙の部屋だけどタバコ吸っていいよ、と言って貰えたし、バスルームには大きな窓があって明るいしノープロブレムさ。
*手早く用意して、ダイビングショップへ向かう。う〜、いよいよ缶ハスのダイバー講習が始まるよぅ…。ショップに着くと、パールはさっさと伯耆丸に行ってしまう。缶ハスはテキストを見ながら練習問題を解いていく。実技がダメな分学科で点を稼がねば…。でもなかなかパーフェクトとはいかない。
*途中おにぎりと機内食のジュースでランチ。U夫人がコーヒーを入れてくれたり。学科講習は楽しいなあ。でも一応集中してお勉強してるから、途中シュノーケルをやるチームやパールと一緒に潜ってくれるI氏が現れたけど、ちょっと挨拶した程度で半分(以上?)無視。ごめんなさい。
*4時頃には無事に最終試験も終わってコーヒーブレイクの後、器材のセッティングの仕方を教えてもらう。ちゃんとセッティングされてなかったら死んでしまうからな、真剣にやらねば…。
*自分でセッティングした器材をトラックに積んでいよいよ実技タイム。怖いよ〜。とにかく、タンクを背負うのが大変。多分、インストラクターの方が大変なんだろうけどそんな気を遣ってる余裕ないし。足場の悪い水中だけで怖いのにそこでタンク背負うなんて至難の技。しかもやっとこ背負え、暴れまくって何となく背負うことで体が浮くことに安心感を得たとたんに、外せとか言われる…。BCを外したり着たり、ウエイトを外したり付けたりさせられたあげく、浮き輪を押して沖へ移動。
*顔を浸けて泳ぐなんて何年ぶりか…。ハシゴシュノーケルとはちょっと違うよ〜。
*予定地に到着したら今度は沈まなきゃいかん。BCにパンパンに入れた空気を抜きながら沈んでくらしいけど、一気に抜いたらぴゅーって沈むから気をつけてね、と言われたから、臆病な缶ハスはなかなか抜く勇気が出ない。浮き輪から重りを垂らしてあり、そのロープを片手で掴みながらでいいから空気を抜いてけと言われ、頑張って抜くが、沈むと怖くなってつい足を動かして上昇しちゃう。しかも耳抜きしながら沈まなきゃいかん。
*やっとこ頭が全部沈んだあたりで耳抜きしようとして、手が足りないことに気付く…。右手はロープを掴んでるから離すわけにはいかない。左手は空気を抜いている。では耳抜きするにはどの手を使うんだ??
*せっかく沈んだけど、また上昇して、耳抜きする手がありません、と質問すると、空気抜く手を持ち替えればいいじゃないと軽〜く返事が返ってきた。忙しいんだね…。でも頑張るぞ!一旦頭まで沈んだので、今回はまだましで空気抜いたり耳抜きしたり忙しくしながら潜行。うふふ、ダイバーみたいだ♪
*やっと海底に到着。そこで膝ついて、またもやBCを外したり着たり、ウエイトを外したり付けたり。マスクがあって視野が狭いからとてもやりにくい。やりにくいけど死ぬ思いまではしなかった。
*でも次は、命綱のレギュレーターも外せと言われる…。こりゃあ、失敗すれば死にますな。インストラクターがやってからだけど、もっとゆっくりやってくれたらいいのに、あっという間に終わってしまい、すぐ缶ハスの番が回ってくる。ホントに死ぬ思いでレギュレーターを外し、空気をブクブク吐き出し、めちゃくちゃでも何でもいいからレギュレーターを口に押し込む。吸う前にふってしなきゃいかんらしいけど、そんな空気無いよ。ボタンを押してちょっとズル。一応できたぜ!
*でもレギュレーターリカバリーには遠くにポイッとするバージョンやら右にはないバージョンも控えていた。仕方なく、そのあと何回もレギュレーターを外してはくわえって練習を続ける。あまり思い切ってポイッとできなかったけど、インストラクターは拍手してくれる。少々後ろめたいな。
*次はマスクに半分くらい水入れてマスククリアの練習。これも恐怖だ。渋々マスクに水を入れるけど、めちゃくちゃ入れたつもりが、インストラクターは許してくれない。もっと入れろと指示してくる。これ以上入れたらヤバいと思う水量で自主的にマスククリアを決行。
*とにかく鼻に水が当たるのが気にくわない。マスクの下を開けたら鼻が楽になりつい鼻で呼吸しちゃう。そうしないようにと鼻にばかり気をとられていたら、うわーしまった!レギュレーターがいつの間にか口から離れてた。やべぇ、やべぇ。
*インストラクターもビックリしたのか拾ってくれたんで、慌ててくわえたら、今度は鼻が疎かになって思い切り鼻から水を吸い込んでしまった。ゲホゲホ。もうやだ〜。
*インストラクターが指を動かして来たけど、そんなサインは知らないので、へって顔をしたら上へのサインをしたので、OKとやる。ちょっと足をバタバタさせたら、すぐ水面だった。
*空気を得た缶ハスは元気で、すぐにでも喋りたいのに、水面ではまず浮力の確保!と先生は厳しい。私語してくんない。BCに空気をパンパンに入れる。これでプカプカできるが、入れすぎたか少々キツい。浮き輪を押して戻り、岸に上がる前にBCを脱がして貰う。何で分かったのか岸にはU夫人が待っててくれて上陸に手を貸してくれる。ショップに戻ると器材の分解。これで今日の課程は終了。缶ハス頑張ったのだ♪
*19時くらいにはパールも帰って来たので、早速報告。でもあまり褒めてくれない。自分が潜ってきた沈船のことで頭がいっぱいみたい。聞いてるのかも怪しい。ぷん。缶ハス頑張ったのにぃ。それでもしつこく経緯を話ながら、U夫人にホテルまで送ってもらう。
*ホテルの1階の売店はまだ開いていたので覗いてみる。売店というよりちびだけどいっぱしのマーケットのよう。いろいろ売ってる。でもパールが欲しかったビールは無い。缶ハスの欲しかった絵葉書もない。ダメじゃ〜ん。何も買わずに部屋へ戻る。
*冷房をつけっぱなしで出たから部屋は寒い、寒い。即バスルームへ。シャワーヘッドが壁にくっついてないタイプで、お湯も勢いよく出るし、温かいしなかなか。これでヘッドをかける所があれば言うことないんだけど…。ずっと持ってなきゃいかんのはやりにくい。
*水着を洗って干したら教えて貰った近くのローズガーデンというレストランへ。ランチタイムはすごく混んでいたと聞いてたけど、20時過ぎだからかガラガラ。というかお客さんは1人もいない。オマケに従業員も1人もいない。10回くらい叫んだら、ようやく、のろのろとおばちゃんが出てきてくれた。缶ハスは無難なカレーでパールはカルビ焼定食。割と早く出てくるし、美味しい。
*ホテルに戻るとインストラクターに言われた通りに、今日やったこと、明日やることを本で予習、復習。でも眠いんで、睡眠取るのも大切だってことで、適当に切り上げて寝ちゃった。
3日目:15日
*3日目の朝で〜す。缶ハスは今日のスキルが不安で楽しいんだか何だかよく分からない。マスク外すなんてイヤだな、イヤだな、イヤだなー!6時過ぎから用意してんのに、やだやだやっていたら、7時半過ぎに起きたパールにぬかされまくり。
*8時過ぎにはK氏が迎えに来てくれてショップへ。あ〜、マスク取りたくない。シュノーケルチームとI氏が到着するまでパールは朝ご飯。缶ハスもここで食っても良かったなあ。ゆっくり来てくれたらいいのに、あっちゅう間にみんな集合して、あっちゅう間に出発してしまう…。缶ハスの分のお弁当も持って…。
*缶ハスはまず説明を受ける。マスクを全部取るのは2回目からなんでちょっと安心。9時半頃に缶ハスも出発!ちゃんと自分でセッティングできたんだ。でもやはり水中でBCを背負うのは至難の技。今日はもう絶対取らないんだからあ。
*スキルをいくつかこなしながら、昨日の位置まで浮き輪移動。そして不得意な潜行。ちまちま空気を抜いていると、今日はインストラクターの手が、はよ、抜け!とばかりに伸びてくるので、待って、待ってとやりながら、かなり思い切って空気を抜く。昨日U夫人にぱっと潜行するのが怖いと訴えたら、空気は一気に抜いて、沈みそうになったらロープを掴んで調節してください、あまり水面付近でノロノロしていたら気分悪くなっちゃいますよ‥と教えて貰ったので水面付近にいるのも怖いし。ある程度沈んだらまだましで、耳抜きしてます!とやってるときは急かされないことも分かった。
*やっと着地すると、また空気がないから頂戴、の練習でレギュレーターを外さないといけない。相手が無いのは、オクトパスを渡せばいいから簡単だと思いきや、上下を見て渡さないといかんらしく、マスク付けてるからすぐには分からず、ちんたらしてしまった。生きててくれて良かった。次はこっちが貰う番だからレギュレーターを外さないといけない。オクトパスを渡されても、しつこく自分ので呼吸してしまった。ブクブク息吐いてたら2秒くらいしか息続かないや。あと足がつったときの直し方とか、息吸って浮いたり、吐いて沈んだりの練習とか、タンク締められて苦しみの体験とか、いろんなスキルをこなし、辺りをぐるりとツアーすることに。
*ツアーは楽しい♪と思ったのもつかの間、なかなか思い通りに進まず難しい。前に行くつもりが上に行ってしまい、おーい、助けてくれーの状態。声出せないのが辛いとこ。こっちだよ!と合図されても、なかなかそっちに行けないんだってばあ。息を吐けと指示されて吐くと今度は海底にべったりで足を動かすと、珊瑚を壊してしまいそう。仕方なく手で手押し車方式で前に進む。うまく行くところもあるけど、なかなか思い通りにいかない所も多い。魚など説明されても掴まる場所がないと、どんどん動いてしまい、いたねーで終わってしまう…。皆さん、どうやって写真なんか撮ってんだろ?しかも大抵の魚は小さいし、素早い。缶ハスは見るだけで精一杯だ。
*いつの間にか、浮き輪地点に戻り、1回目終了。すんなり上がることは叶わず、空気が無くて相手のを貰いながら上昇…てのをやらないといかんとのこと。では缶ハスはあげる役に立候補します!しかし、有無を言わせず缶ハスは貰う方。やっぱりか。ちえ。仕方なくレギュレーターを外してオクトパスにくわえなおす。そして浮上。浮上したらBCに空気を入れなきゃいかんけど、缶ハスの空気は無い設定だから自分で吹き込まないといかん。相手のオクトパスで入れれたらいいのに〜。はい、あと5回!頑張って!とビリー隊長みたいなこと言われ、缶ハス頑張って、やっと浮くくらい空気が入った。ある程度やったら、空気無いときは、自分で息を吹き込んで浮力を確保すると覚えとくから、今はボタン押して入れていい?と聞いてみたけど、最後までダメ!と言われた…。This is スパルター。
*やれやれ、プカプカできるし、では帰りましょう…というわけにもいかず、疲労ダイバー曳航とやらをやりながら。疲れたダイバーさんがいたら、押したり引っ張ったりしてビーチや船に連れて行ってあげるらしい。疲労ダイバー役に立候補したいけど、勿論やらせて貰えないんだよね…。
*やはり疲労ダイバー役は貰えず、(ぐっすん)疲労ダイバーを引っ張る役の方。まずはインストラクターの足を持ち上げ押して泳ぐ。足を持ち上げると疲労ダイバーの顔が水中に入ってしまうけど、まあ、レギュレーターをくわえてて貰えれば問題ないな。合格!次はBC持って引っ張る。短距離で岸に着こうとしたら珊瑚礁に激突させてしまう。ありゃ、スマン、スマン。でも合格!缶ハス、上手いのだ♪
*BCを取って貰って、持って貰って、ショップへ戻る。器材にタンクを付け替えたり、紅茶を入れて貰ったりして休憩。弁当が帰ってこないから、パンを頂く。次やるスキルの説明を受け、今やったスキルの復習をする。次こそマスクを取らなきゃいかん。本では、平気だよ〜とマスクなしでニコニコしているオッサンが手を振ってたけど、怪しい。最初は彼もゲホゲホしたかもしれん。笑顔がかえってプレッシャーだぜ。
*弁当が帰って来ないので、先に第2回目のトレーニングに出発。おなじみの手順を繰り返し、ちんたら潜航。海底でスキルを幾つかこなしたら、マスクポイの時間が来ちゃったぁ〜。まずマスクに半分水を入れろと言われるけど、鏡無いし、どこまで入れたら半分なのか全然分からない。めちゃくちゃ思いきって入れておぼれそうだよ〜というくらい入れても、インストラクターはまだまだですよ〜と指示してくる。何とか半分はOKを貰え、次はいよいよ取ってしまうスキル。目を瞑っていいと言われたので目を閉じ、またレギュレーターが外れたら溺れるから押さえててもらい、頑張ってマスクを取ってしまう。取ると同時にまた着ける。鏡見ても上手く着けれないのにぃ…ぶつぶつ。鼻で水を押し出す。2回を目安に、と言われたけど何度もやり、もう出来てますよ〜と叩かれてもしつこくまだやっていた。でも何かまだ水が入ってる感じだなあ。ん?何かな、インストラクターが何か書いてるぞ…え?マスクがいがんでる?だからか…。なかなか鏡が無いと難しいですわ。
*その後オマケみたいなスキルをやったら、やっと水中ツアー。ふうー、やったね♪ひとまず不安なヤツは終わったよ〜。缶ハスは体験ダイビングしかやったことがないので、見るものすべてが珍しい。こんなん見れるなんて凄い、ラッキー♪とか書かれても、イマイチ、その凄さが分からない。でも、そんなに言われるんだから凄いんだろう。やりぃ。
*魚をいっぱい見て、名前がごちゃごちゃになってきたところでツアーも終了。今回は緊急浮上の練習で、やはり水面では空気が無い設定なので、BCには口で息を吹き込む。これ嫌い。嫌いでも何とかBCを膨らませて陸まで泳ぎ、BCを取って貰って上陸。弁当、弁当。あ、缶ハス、ダイバーになれました☆☆
*ショップに戻るとU夫人がシュノーケルチームと戻っていて、コーヒーを入れてくれる。シュノーケルチームは入れ違いにシュノーケルに出発。缶ハスはレックと半分こして弁当を食べる。お祝いだ。その後、練習したことを復習し、ログづけを教わる。缶ハスもすでにいっぱしのダイバーじゃ〜ん♪
*パールが帰って来たのでダイバーになれたと報告。パールときたら、疑いやがる。誰でも取れるとパールがいうから、缶ハスもやる気になったのにぃ。ぷんぷんだね。しかもインストラクターまで、思ってたよりましでした、って…。正直すぎ。
*パールはナイトダイビング待ちで、缶ハスはU夫人とお買い物。貝を売るおじいさんとかチュークマジックにかかったおじいさんとか有名人に出会う。海の探検の後は陸の探検だね。
*ショップに戻るとパールはすでに出発していて、ボートに付けるハシゴを作る職人が2人来ていた。すぐに物凄いスコールが来て缶ハスはヒヤヒヤ。レックも怖そう。ハシゴ職人兄は黙々と、スコールにも気を散らさず仕事をしている。えらいっ。しかし職人弟はちっとも手伝わず缶ハスのやることなすことに興味津々でしきりにちょっかいかけてくる。缶ハスはショップの絵日記帳にダイバー記念の1枚を描き記していて忙しいんだってばぁ。
*今晩のディナーのピザを注文するために、トラックストップホテルのレストランへ、ショップの電話をお借りして、電話する。日本人の名前の多いチュークでも缶ハスの名前は珍しいようだった。ダイバー達がナイトダイビングから帰って来たら、うまいことトラックストップからピザできたよ〜の電話が。なんかU夫人が爆笑してら。缶ハスの名前を伝えたから缶ハスの名前でかかってきて、発音がかなり難しかったらしい…。
*U夫人に送って貰い、途中ピザをピックアップして、ホテルへ。2人には少々多いので、端っこは残ってしまった。ゴキブリが出たらイヤだから、ルームサービスみたく廊下に出してしまう。シャワーして洗濯してパールの写真を見せて貰ってたら眠くなってきて寝ることに。ダイバーにはなれたけど明日はボートからエントリーする、バックロールエントリーをやらないといかん。心配で夜も眠れないかと思ったけど、あっという間に眠ってました。
4日目:16日
*缶ハスがダイバーになって初めての朝で〜す!でも今日はバックロールエントリー…。昨日はマスクを取るのが不安だったけど今日はエントリーが不安。顔からならまだしも背中から入るってのはどうも…。本当に浮くのかね?すぐ浮いて欲しいんですけどね。
*お迎えのK氏にもバックロールのことばかり。ショップに着いたらU夫人にもバックロールのことばかり。レックにもバックロールのことばかり。昨日悪いもの食べてお腹を壊したらしいレックはおとなしい。2匹で「暗」状態…。
*シュノーケルチームは先に出発し、ダイビングチーム(缶ハスを含む。だって缶ハスももうダイバーだも〜ん)も後に続く。あ〜2時間くらいかかる所で潜りたい。
*あっという間にダイビングポイント神国丸に到着…。いよいよバックロールだあ。ベテラン達は何の躊躇もなく背中からドボン。缶ハスは座席でお尻をズルズルずらす。ギリギリまでずらしたら足上げたら終わりです、とインストラクターに言われ頑張る。とりあえず、海には落ちたけど、ジタバタして何とも不格好。インストラクターにいつもの体勢に直して貰ってようやく一安心。ありがと、ありがと。
*ロープへ向かって泳ぎ、ロープを伝って降下。パール達が帰ってくる前に潜らなければ。いつも垂直だったロープが斜めだけど、無いと困るから文句は言わない。さよなら皆さん、くらいの覚悟でBCの空気を頑張って抜き、耳抜きしながらゆっくり潜行。何か耳抜きばっかしてるから陸地でも耳抜きがクセになっちゃった。一気に沈まないようにインストラクターが持っててくれるのでちょっと安心。
*船に到着するが言われなきゃデカすぎて船って分からない。海底と変わらない。大砲です、と言われても変わった形の珊瑚ですと言われたらそう信じちゃうくらい珊瑚だらけ。
*インストラクターに促され、渋々しっかり掴んでいたロープを離して、泳いでいく。ギンガメがいます、と頭上を指差すからそっちを見上げると、体を前に倒して!っと注意される。難しいなあ。下を指差すから今度は何かと思ったらパール達一行が船の中から出てきた。え゛ここそんなに深いの?
*写真撮影をして、りりしい缶ハスのダイバー姿を保存して貰うと、パールと別れ、船の上に残っている食器や救急箱などを観察。魚もいっぱいいる。おいで、おいでとすると1匹が寄って来る。なかなかお利口さんだな。手を伸ばそうとしたけど目の前の小魚をぱくっと食べたので、止めておく。魚や船を満喫し、そろそろ上がる時間になりロープへ戻る。
*ゆっくり上昇し5mのところで安全停止。缶ハスはロープが無いと止まれないけど、パール達はゆらゆら自力で止まってる。すごいな。パールが手をピストル形にして撃ってくる。缶ハスは水中で余裕ないからうっやられた〜、なんてしないもんね。ぷいっとだけしておく。
*パール達に続いて缶ハスも浮上。帰りはハシゴから上がれるし安心だなあ。ハシゴに足をかけろと言われたので、ハシゴに座るように足を突っ込むのかと思ったら膝をつけば良かったみたい。フィンを取ってもらい、BCも取ってあげると言われたけど、それも大変なんで、背負ってハシゴを登る。船上で外して貰い、生還☆何か今日は外したり付けたり息吹き込んだりせんでいいから楽だなあ。
*今日は帰る日なんでこれで終わり。ショップへ戻って器材の洗い方、干し方、しまい方を教わる。…覚えてられるかなあ。ログブックを書き、パールのバディのI氏のにも書かせて貰い、ダイバー気分を満喫すると、I氏は次のダイビングへ。我々はホテルへ。
*ホテルは掃除が凄い中途半端。ごみは捨ててあるけど、後はそのまま。タオルも無い。ひどいなっ。ぷんだ。シャワーもぬるいじゃないか!ぷんぷんだ。とりあえず、シャワーして洗濯して、ランチにローズガーデンへ。
*昨日なかなか美味しかったので、期待のランチ。軽そうなところでパールは焼きそば、缶ハスはラーメン。出てきたのは…、インスタントラーメンの麺で作った焼きそば。ラーメンは正にインスタントラーメン。でも粉のスープの素は横に置いてある。念のため、スープの素をこれはどうするの?と聞いてみると、それはスパイスだからお好みで入れろ、との返事。ではスープに味が付いてるのかと思いきや、野菜や肉が入ってるから何となくは風味があるけど、味があるようには思えない。仕方なくスープの素を入れてみるけど、なかなか溶けないし、麺はくたくたで美味しくない。これじゃ缶ハスが作った方がマシだね!
*がっかりして部屋に戻り帰る準備をするけど、洗濯物は乾いてないし、詰めれない。お昼寝でもするかと、うたた寝してたら、掃除もしてないくせに、メイドがチェックアウトの時間を聞きに来たりして邪魔をする。
*早めに準備してディナーに出かける。6時より早めに出たのにもうフロントにはU夫人が待っててくれてびっくり。宝島レストランでシュノーケルチーム、I氏とディナー。みんないい人達だね。9時頃には解散し、ホテルまで送って貰う。12時に空港へ送ってくれるらしいので、それまでにチェックアウトをしないかん。パールは仮眠するけど、缶ハスは荷造り。またメイドが覗きに来て邪魔をする。心配しないでもチップは置いてきますって。11時半にはフロントに降りて行って、チェックアウト。いろいろあったけど、名残惜しいね。…(?)
5日目:17日
*あ〜あ、あっという間に帰る日になっちゃうもんだね‥。5日目に突入し、しばらくフロントで待ってると、ホテルの送迎用の車が到着。しかし本当に送迎用かね?小さくてパールのトランクは車のトランクに入らず、後部座席で缶ハスが支えて乗ることに。
*空港に着いたのは12時半くらいで、すでに外まで続く長蛇の列。日本人ばっかり。どこにいたんだろ?シュノーケルチームも並んでて、手を振ってくれた。空港は毎回ちょっとずつ綺麗になっている。今回は売店が出来ていて、暇潰しに入っただけだけど、愛想よく日本語で対応してくれた。愛想良いといえばトランクを開けてチェックするおっちゃん達も随分愛想良くなった。下着やら見られたくない物は触らなくなった。たまたまかもしれないけど。まあ、使用料20ドルに上がったしね〜。ガンバレ◎
*結構な時間がかかってやっとすべての検査を終えてゲートへ(って1つしかないけど)。停電で節電してるのかエアコンが効いていない。いつもは効きすぎで寒いけど効いてないと暑い。ムシムシする。
*2時過ぎに搭乗開始になり、乗り込む。どういうわけか、また真っ暗な飛行機でライトが点けれない。夜中の便はライトを点けてはいかん決まりでもできたんかな?4時過ぎにはグアムに到着。順調、順調。パールはバーキン、缶ハスはおにぎりと味噌汁で朝食。おにぎりはあまり美味しくない。行きに買ったのはまあまあだったからタイミングかな。お土産を買って、ゲートへ移動。順調、順調。
*順調に6時には搭乗開始。パールとはバラバラの席なのですることも、話す人もいないので、速攻寝る。ご飯も断り、ひたすら寝まくって、9時頃成田に到着。
*パールがトロいと置いてくからな!っと言ってたので、可哀想に缶ハスは頑張って走る。座席がパールよりかなり後ろだった缶ハスは、ただでさえハンデがある。階段を駆け上がったり降りたりして、パールを探すけど、どこにもいない。トイレも我慢してパスポートの検査に並び、バゲージクレームまで来て、これは変だな、とパールに電話したら何と抜かしておった。も〜あんなに走ったのにぃ。しかもトランクはなかなか出てこず、ほとんど最後に回ってきた。走った意味ないやん。ぷんぷん!
*パールのトランクを送って、車で無事に家に到着!暑っ。お昼を食べて洗濯に取りかかったら、パールのトランクが到着。早っ。片付けをしながら、旅行の余韻に浸る、浸る…♪缶ハスダイバーになっちゃった。次回からはダイビング代もよろしくお願いしますね☆