平安丸(Heian-Maru)

平安丸の現役当時の写真


昭和16年10月12日、海軍に徴用され横須賀鎮守府所属の特設潜水母艦として軍籍に入る。昭和19年2月18日、米軍の空襲を受けデュプロン島の北西の海底に沈む。本船は左舷を海底に着底させて沈んでいる。右舷までの水深は15m、船内には僅かの食器類が残っていて、さらに奥深く入って行くと人間魚雷回天が5隻、暗闇の中でひっそり眠っている。船首部分では、ローマ字と漢字で書かれた船名を読み取ることが出来、船尾に廻れば巨大なスクリューを見ることが出来る。


艦首右舷に表記されている「平安丸」

艦首アンカー

九五式酸素魚雷が格納されている船倉と内部の魚雷

潜望鏡の部品

船内写真

巨大スクリューと舵

船内電話と散乱する食器類

現在のイラスト

 

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